解体工事の知らぬは損

2024年10月4日更新

東京にお住まいのみなさま

こんにちは

東京の解体工事専門店カクケン

あゆみ解体です

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*　解体工事は幾つもの法律に遵守して行います。

　　良い解体業者を選ぶ基準にもなると思いますので

　　知っていて損はないです。

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違法な解体業者とは

1) 解体工事業の許可なしで行う 

許可や登録なしで解体工事業を行うことは違法です。

500万円を超える建物解体や工事を請け負う場合には「建設業法」による許可が必要です。

もしも、許可なしに大規模な解体工事や建築工事などを受注すると

「3年以下の懲役、または300万円以下の罰金刑」が適用されます。

金額が500万円未満の場合は各都道府県で『解体工事業者登録』をすれば

業者は工事を請け負えます。

30坪程度の木造一戸建ての解体費用相場は120万～200万円ほどなので

500万円以上になることは少ないため、家屋の解体を専門に請け負うなら解体工事業者登録でも十分です。

 

2)ミンチ解体   

重機を使って一気に取り壊す解体工法です。

「ミンチ解体」と言っては足場も設置せず、工期が短く費用が抑えられ

かつては主流でした。

現在「建設リサイクル法」で２００２年から禁止になっています。

この方法はガラスや金属、又はアスベストが含まれる危険性もあり

それぞれの種類ごとに廃棄物の分別が求めれれている現在では違法です。

行った場合は違反になります。

 

 

3)廃棄物処理法違反

  　　

廃棄物処理法とは、廃棄物の処理、保管、運搬、処分方法にルールを定めました。

生活環境の安全を守るため、公衆衛生の向上を目的にしたものです。

 

廃棄物の処理法では、勝手に廃棄物を捨てたり、埋めたり

放置すること、また焼却も有害物質(ダイオキシン等)の発生する可能性が

あるためは禁止されております。

解体業者にはマニフェスト「産業廃棄物管理票」の作成が

義務となっています。

マニフェストには産業廃棄物の種類、数量、委託先の収集運搬業者名

処分業者名等が記載されますので正しく処分されたことの証明になります。

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4）騒音規制法         

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騒音規制法では、解体工事での騒音は85デシベル以下でなければならないと規定があります。

振動に関しては振動規制法で、振動は75デシベル以下と定められています。

また騒音規制法によって時間帯も定められ、午前7時～午後7時までとなってます。

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違反例として届出の怠りや不備、改善命令に従わない、無届または虚偽の届出

基準値以上の騒音を立て続けた場合は

1年以下の懲役または10万円以下の罰金に処せられます。

5）アスベストの調査義務　　   

大気汚染防止法で2022年4月1日から、建築物等の解体・改修工事を行う施工業者は

アスベスト（石綿）の使用建材の有無を事前調査結果を各都道府県等に報告が義務になっています。

アスベストは、平成18年9月1日から使用が全面禁止となっていますが

それ以前に建てられた家屋や施設は、アスベスト含有の建材が使用されている可能性があります。

アスベストの事前調査報告を怠った場合、または虚偽の報告を行った場合には

30万円以下の罰金が科される可能性があります。

2023年10月1日以降に着工する建築物の解体・改修工事に際して

有資格者がアスベスト（石綿）の有無の事前調査をすることが義務となっています。

調査の結果、アスベストが使用されていた場合は

アスベストのレベルに合わせた除去作業をします。

その後、解体工事を行います。

 

 

わからないと業者の言いなりになってしまいがちです。

知らないと損、不利益につながります。

業者を選ぶ際は必ず相見積もりを出してき決めましょう。