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アスベストの歴史

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東京の解体工事専門店カクケン

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みなさまがご存じのアスベスト

 
繊維が極めて細かいため浮遊しやすく 繊維を吸入すると
 
肺がんや中皮腫等の疾病を発症する危険なものと認識されていられると思います。
 
今回はアスベストの知らなかった!のお話しです。
 【写真】アスベスト原石(出典:厚生労働省パンフレット)

石綿(アスベスト)

アスベストは、天然の繊維状珪酸塩鉱物の総称で
 
クリソタイル、アクチノライト、アモサイト、アン. ソフィライト、 クロシドライト、トレモライトの
 
6種類を 石綿(アスベスト)を世界的に規制の対象としています。
 
なかでもクリソタイルは、綿のように柔らかくしなやかで、
 
他の成分と絡みやすい特性があるため 多くの工業製品や建材に使用されてきました。
 
世界中で最も多量(8割以上)に使用された石綿でした。
 
 
 

アスベストの歴史

 
アスベスト(石綿)は蛇紋石や角閃(せん)石などの天然の鉱物が
 
繊維状に変形したもので5000年以上の昔から
 
「火に燃えない」布として利用されてきました。
 
古代エジプトでは、ミイラを包む布として
 
ギリシャ神殿ではランプの芯として利用されていました。
 
紀元前からエジプトやギリシャで、稀少な存在として王侯貴族あるいは神殿で用いられていました。
 
中国でも火に強いという性質を利用して火で洗える布(火浣布・かかんふ)等に使用されていました。
 
 
日本では、平安時代前期、「竹取物語」に登場する「火鼠の皮衣」は、火にいれても燃えない
 
汚れだけが焼け落ちて炎の中で輝くという不思議な衣が出てきます。
 
火鼠という幻獣の毛皮で作られており、元の姿のままでいられるという特徴があります。
 
物語の中でかぐや姫が求婚者の一人(右大臣阿倍御主人・うだいじんあべのみうし)に
 
「焼いても燃えない布(火鼠のかわごろも)」を要求する場面がありますが、
 
実在していれば、アスベストであったであろうと云われています。
 
 
日本で初めてアスベストが発見されたのは、1764年(明和元年)頃、
 
平賀源内が秩父の山中(中津川上流)で発見し
 
それを使用して火で洗える布(火浣布)の製作に成功しました。
 
(火浣布略説・国立国会図書館) 国内では、明治20年代(1887年)から輸入が始まり
 
1950年代から建材等の繊維素材として多くの用途にアスベストが使用されてきました。
 
しかし、1960年代になって健康被害が指摘されるようになり
 
1975年(昭和50年)には吹付けアスベストの使用が禁止され
 
それ以降段階的に使用禁止が定められました。
 
2004年(平成16年)10月には、アスベスト含有率が1%を超える製品の輸入製造または使用が禁止となり
 
2006年(平成18年)にはアスベスト含有率が0.1%を超える製品の使用が禁止となり
 
2012年(平成24年)3月に、全面使用禁止となりました。
 

 

アスベストの原産地

 
産地としては、カナダ(クリソタイル)、南アフリカ(クロシドライト)が有名です。
 
日本では、北海道中央脊梁山脈、北上山地、阿武隈山地、秩父山地等で、産出されました。
 
第二次世界大戦直前から各地で石綿資源の開発が始まりました。
 
戦後も採掘していましたが現在では、採掘されていません。
 
 

アスベストの処理

 
アスベストは、1500℃以上の高温で融解し均一化させることで無害化処理することができます。
 
この溶融・無害化処理では、飛散することがないように、専用の二重袋入りのアスベストを
 
密閉状態のまま炉の天井部から直接炉内のスラグに投入します。
 
無害化したアスベストを溶かし込んだスラグは、セメント材料などに再利用されます。
 
 
 
 
アスベストの除去工事は専門業者に依頼する必要があります。
 
専門的な認可を受けた業者のみが処理をすることができます。
 
自宅で焼却処分するのは大変危険です。
 
燃やすと繊維が広範囲に渡り飛散しますのでやめましょう。
 
2022年にはアスベスト改正法により建物のアスベスト調査が義務化され
 
調査の結果を含めて報告が必要となりました。
 
 
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