解体工事の資格と講習

2024年4月10日更新

 

解体工事に関する資格

　　　　　　　　　　　　国土交通省管轄の国家資格

 

建設機械施工技士（1.2級）

　　建設現場で建設機械を使った施工を管理する国家資格です。

　　建設機械施工技士の業務内容は、工事に関する計画や施工管理、

　　工程管理、品質管理、安全管理などです。

　　年に一度国家試験が実施されます。1級と2級ともに学科試験と実地試験があります。

 

建築士　（1.2級）

　　1級建築士は、ビルや公共施設など大型建築の設計にも携わることができ

　　2級建築士は、家屋の設計や施工監理が中心です。

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解体工事施工技士

　　解体工事施工技士の資格を取得すると、請負額が500万円以下の解体工事を行う

　　ための解体工事業の登録や、解体工事の施工に必要な技術管理者となることができます。

　　解体工事施工者を証明する資格です。

　　解体工事の技術を取得するだけではなく、建設リサイクル法や廃棄物処理法

　　といった解体工事に必要となる法律の知識も習得します。

 

土木施工管理技士　（1.2級）

　　土木施工管理技士の仕事内容は、土木工事を中心としたインフラ整備に関わる施工の計画や

　　工程、安全、品質、コストの管理などです。

　　その他にも、周辺住民への説明や役所の手続き、用地の確保など多様にわたり仕事を任されます。

 

とび　・　鳶工

とび技能士は、鳶に関する能力を証明する国家資格です。

とび作業の段取りや、仮説の建設物の組み立てや解体などを対象としています。

とび技能士は1級から3級まであり、受験資格や試験内容、難易度が異なります。

玉掛け技能講習・玉掛け特別教育は、クレーンなどの重量物を吊り上げる際に

必要な玉掛け技術を習得するための資格です。

 

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解体工事に必須の講習　　　　

 

・車両系建設機械の運転

 

・移動式小型クレーンの運転技能講習

 

・アスベストの建築物解体に関わる技能講習

 

・解体工事施工技術講習・登録解体工事講習

 

 

車両系建設機械の運転

 

アスベストに携わる作業員は、事前に石綿取扱作業従事者の

 

講習を受ける必要があります。

 

この資格がなければ解体現場に入れず

 

アスベスト入り建材を運ぶ作業すらできません。

 

これは労働安全衛生法で取得が義務づけられているため

 

資格のない作業員を働かせると罰則の対象になります。

 

解体工事施工技術講習・登録解体工事講習

 

解体工事施工技術講習は、解体工事に携わる者が建設リサイクル法の

 

関連法令に対応できる技術を確保することを目的とした講習です。

 

公益社団法人全国解体工事業団体連合会が実施します。

 

登録解体工事講習は、解体工事を請負・施工するために「解体工事業」の許可を受ける際に

 

専任技術者として必要となる講習です。

 

 

 

労災への加入 　　　　　　　　　　　　　　　　　

労災への加入は義務です。

労働者が業務中に負傷や疾病、死亡するような災害に備えて

労災保険への加入が事業主には義務付けられています。

 

弊社あゆみ解体のスタッフも資格試験や講習会などを受けて

個々のスキルアップを邁進しております。