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埋め戻し

東京にお住いのみなさま

こんにちは

東京の解体工事専門店のカクケン

あゆみ解体です

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解体工事で埋め戻しという作業があります。

今回は埋め戻しのおはなしです。

最近では東京などでは珍しくなってしまった井戸の撤去

また地下室を解体した場合に

撤去したその空間に別の物を埋め込む作業をいたします。

地下工事や基礎工事が終了後に堀削した部分に土を戻す事を「埋め戻し」といいます。

大変大事な作業になります。今回は、「埋め戻し」のおはなしです。

埋め戻しとは、先ほど申し上げた井戸、地下室などを埋設物を撤去した場合にできた穴を埋める為

土などを戻す工事のことをいいます。

この作業をする際に、掘った土を使用するか別に購入した土を使用する事もあります。

埋め戻し作業だけでは土壌は強度が弱いと

地震が起きた時に液状化現象、地盤沈下が起きる可能性があるため

しっかりと土を固めなければなりません。

その土を固める作業のことを締固めと言います。

埋め戻しの方法

○水締め

砂や土を水を撒きながら埋めていきます。

浸透性のよい砂に水をかけるとより締り崩れないように固めていきます。

○締固め

現在締固めに主に使用される機械ですが規模の大きい場合は大型振動ローラー、

タンピングローラ、タイヤローラがよく使用されます。

規模の小さい場合はハンドガイド式振動ローラ、タンパ、プレートコンパクタが使用されます。

○余盛

水締め、締固めも、時間の経過とともに土や砂は収縮し

埋め戻した部分より沈下してしまいます。

その為、「余盛」と言って余分に埋め戻しを行います。

使用する砂や土の質によって沈下の幅も変わります。

使用する材料・工法

○ A種 山砂類

山砂等の良質土で水締めのよい砂質土 (費用も安く最もよく使われている材料です)

水締め、機器による締固め

○ B種 解体工事現場内で出た中で有機物やコンクリート塊等を含まない良質土

もともと埋めてあった土を利用するので、地盤の土のため適性し

コスト的にも抑えることができます。

土壌が汚染されている場合は、違う別のものを使用します。

機器による締固め

○ C種 別の解体現場で掘った良質土

別の現場で掘削した良質な土を部分を使用することもあります。

他現場との調整が必要になり、土壌分析で条件を満たしたものが使用されます。

建設資材のリサイクルにもなります。

機器による締固め

○ D種 再生コンクリート砂

コンクリート廃材等から製造した再生資材です。

同じく、建設資材をリサイクルしたものです。

また、使用前に六価クロム溶出検査を実施します。

再生コンクリート砂を使用の場合には、環境基準に適合しているか確認が必要です。

水締め、機器による締固め

流動化処理土

流動化処理土とは、建設解体現場で出た残土に水とセメントを混合させ作ったものを言います。

建設資材の有効活用という点では評価できますが

時間の経過で固まってしまうため、少量ずつ何回かに分けて使用するのには不適合です。

セメントミルク

セメントミルクとは、セメントと水、各種の混和剤を混ぜたものです。

配合量により同一品質のものをつくることができるので対処しやすい反面

地中障害になる可能性があります。

埋め戻しを行う際には、地中に埋まっている型枠はすべて外し埋め戻すことになります。

しかし、十分に作業する空間が取れない場合には

そのまま埋め戻すこともあります。

井戸を埋める場合の費用相場は

井戸単体で埋める費用相場は、お祓いをするなど含めて15万円くらいかかります。

家屋の解体のときに、古井戸が出てくるケースだと、

解体費用に井戸の埋め立て費用が上乗せされ、埋め立て費用の相場は、5万円くらいです。

条件によって費用の差は出ますが、何を使って井戸を埋め戻すか、

井戸の大きさ、深さ、などで変わってくるのです。

地下室の解体で行う埋め戻し費用相場は

もし、地下室解体後に住宅を再建築して住む場合は

工事完了までの間の仮住まいを探す必要もあり、

その分の費用も予算に入れておかなくてはいけません。

地下室の解体は埋め戻し費用が加算され、400万円くらい必要になります。

また敷地に重機の搬入が困難な場合、人力よる作業となり人件費がアップします。

住宅の築年数が浅い場合も、住宅建材が丈夫なため解体時間と手間がかかり

その分費用がかかります

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ここがポイント!!

 

埋め戻しの土はしっかり締固めを行なう事が重要です。

良質な土をローラなどの締固め機械で締め固めると

大きな粒子の間隙をより細かい粒子が埋めて密な状態となります。

このように高密度に締め固められた土は

外部からの水浸の影響を受けにくく、安定した状態を保つことができます。

結果、高密度だと地盤沈下や変形、建物の沈下や傾きも防ぐことができます。

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